独断専行
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野球人気は低下したのか?
巨人戦のテレビ中継の視聴率低下を嘆いて、
「プロ野球人気が下がっているます」
というバカバカしい声を聞く機会が、最近増えた。

捕手が投球を受けてから投手にボールを返し、再び腰を下ろすまで20秒もかかるチンタラ野球。そんなプロ野球を巨人戦ばかり年間140試合も中継し、そのうち数試合の視聴率が10%を切ったからと言って、何が深刻なのだろうか。

Jリーグの視聴率が上がらず、放映権収入が海外のサッカーリーグに比べるとゼロに等しいという事実のほうが、よっぽど深刻である。

昔と違って、現在はドラマやバラエティなど質の高い番組コンテンツが揃い、テレビ以外の娯楽の充実度も変化しており、サッカーやバレーボールなど、スポーツ観戦の選択肢も増えた。

にも関わらず今の視聴率を嘆くのは、比較対象がまったく違うのではないだろうか。巨人戦の視聴率が下がっているのは、プロ野球の人気低下を示しているのではなく、我々の選択肢が増えたことを表しているに過ぎない。

そんな時代の趨勢を鑑みれば、ひとり勝ちしてきたプロ野球の縮小、そして1リーグ化は自然な流れだと言うことは、多くの経済専門家が指摘する通りである。ましてや、パ・リーグは深刻な赤字が何十年も続いており、ダイエーの不良債権もUFJの足を引っ張った。こんな状況で球団合併反対、ましてやチーム数を増やせという意見は、個人的には賛同できない。

阪神の星野SDは「プロ野球と銀行は違う」と言っていたが、何がどう違うのか、経済用語で説明して欲しいところだ。こんな経済状況でチームを増やせば、平均年俸が一般企業の新入社員並みしかないサッカーJ2と同じ状況になり、むしろ空洞化を招くだけではないか。

経済が回復したアメリカでさえ、年間2万件近いM&Aがある。人気が回復したメジャーリーグでさえ整理・縮小に向かっている。日本と同様に2リーグ制を敷いてきた台湾プロ野球も、縮小されて1リーグ化された。
経済が落ち込み、平行して娯楽の選択肢が増えている日本で、12という球団数と、年間300億円の収益差がある超不公平な2リーグ制をこれまで維持してきたことが、むしろ奇跡と言える。

とにかく、「球界全体の発展のため」などと言いながらエゴ丸出しのセ・リーグ5球団や、「巨人戦の視聴率の低下が深刻」などと言う評論家の声には、耳を貸さないことである。

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テーマ:野球全般 - ジャンル:スポーツ



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